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聖人君子ではない。
それでもせめて
公平さをなくしたい
公平であるということは本当に難しい。人間だから欲もある。本当の意味で実現するには、文字通り聖人君子にならなければならないでしょう。不可能に近い。だからこそ、これを組織や個人のテーマにすることは危険だと思う。そこで私は、公平であることを目指すのではなく、不公平だと思うものをひとつずつなくすことをテーマにしています。
たとえば、賞与を査定する時には必ず上司、役員、社長の3人以上が評価する仕組みにしている。一人だけであれば、日々の業務内での実績は評価できるかもしれないが、来客時に垣間見えるような穏やかな人間性などは見えないかもしれない。二人だけで判断してしまえば、個人の成長を判断できるかもしれないけれど、大きな可能性や伸び代には目が向かないかもしれない。三人で判断すれば、多様性にとんだ人物像をもっと多角的に判断できるということを理解したのです。評価される本人自体が気がつかない点に気づくことにもつながり、なにより不公平さを極力軽減できる。正しい評価は必ずモチベーションにつながる。会社全体、すべてのプロセスにおいて、こうしたことを徹底しています。ちゃんと意味のある手間をかければ、納得は常に深めることができる。経営者としても一個人としても妥協はしたくありません。